ミュシャの本って、普通の本屋に流通しているものよりも、
絶版ものとか展覧会カタログといったものの方が多いんですよね。
そういった本を私がいかにして手に入れたか、という辺りをひとつ紹介してみようかと思います。
まずは初級編〜洋書
これは都会の大型書店など洋書を取り扱っているところへ行くと
割と簡単に見つけられたりします。
店頭での探し方のコツは・・・とにかく怪しいところは全部チェック！
アートのコーナー、デザインのコーナー、ポスター、アンティーク、アールヌーヴォーなどなど
考えられるキーワードをもとにひたすらMuchaの文字を探す！！
また、街角で本屋を見つけるととりあえず入ってみるといった
日々の努力の積み重ね(?)が掘り出し物ゲットの秘訣でしょう。
でも、近くにそんな本屋さんないよーという方は、ネットで通販はどうでしょう？
私は丸善や紀伊国屋書店など、大型書店のサービスを利用したことがあります。
ただし、クレジットカードが必要になったりするので、その辺りの駄目な方、
苦手な方には使えませんね。
他にもいろいろ書籍販売サイトはあるので、自分に合ったところを利用しましょう。
また、内容が確認できないので、注文するならある程度素性がわかっているもの
（人が持っているもので自分も欲しい等）が無難でしょう。
でも、タイトルだけでえいやで買ってしまうのもありかも (^^;;;
（ただし、あまり高価なものは失敗すると痛いので、控えめに・・・）
ネット通販は洋書に限らず欲しいものがはっきりしているときには使えると思います。
中級編〜古本屋めぐり
新本で手に入らないものは、古本屋しかありません。
街の古本屋やデパートの古本市などをひたすら探すというのが王道でしょう。
また、最近では古本屋もインターネット対応(?)になってきているようで、
日本全国各地の古本屋さんが目録を登録しているサイトなんてのがあります。
まずはそこで検索してみましょう。(リンクコーナー参照)
そして、一度検索してみてなかったからといって諦めるのはまだ早い。
今はなくても明日誰かが手放したものが出ているかもしれない・・・
なので、毎日とはいかなくても、ときどきチェックにいくのをお勧めします。
あるいは探求書を登録するシステムを用意しているところもあるので
それを利用するという手もあります。
通販は現物を確認できなかったり支払方法が面倒なところもありますが、
それでも自分がとても足を運べないような遠くの本屋さんで買い物ができてしまうので、
本当に便利だなぁと思います。
また、洋書も古本屋でちょこちょこ見かけます。
洋書は普通に本屋で買うと手数料やら取られてちょっと割高なことが多いのですが、
古本だと意外と安く買えることもあります・・・たまに、ですが。
上級編？〜オークション
最近流行のネットオークションでもミュシャの本は売買されています。
ここで気を付けたいのは、相場を無視した価格設定になっていないか？ということです。
確かに入手困難なものもありますが、それなりに古本市場で流通しているものもありますから、
後で安く売られているのを見つけて後悔しないためにも価格の妥当性には注意しましょう。
競り合った場合、多少高くなってしまうことはあるかもしれませんが、それはまあ、
個々人の判断ということで・・・私は競り負けて後に古本屋で安く手に入れた経験ありです（笑）
たまにはそういうこともあるということで、あんまり無茶はしない方がいいですよ。
探す手間が面倒、お金が有り余っている、という方は気にせず入札してしまってもいいですが。
締め切り間際にかっさらわれるということもありますが、アホみたいな値段をつければ
そうそう対抗する者もいないでしょう。
また、「非売品」の言葉にも気を付けましょう。ミュシャグッズ（カタログ）の中には
某展示即売会開催業者が来場者にタダで配っている販促グッズもあります。
中にはあまり数の出ていないものもあるかも知れませんが、大概は大量に配られたものです。
あくまで販促グッズですから、出来もそれなりと覚悟した方が無難です。
・・・ともかく、ぼったくられないように注意しましょうね (^^;)
あとは、顔の見えない個人売買ということで、ときどきトラブルもあるようですので、
多少のリスクは覚悟の上で参加しないといけないかもしれませんね。